春といえば桜。大阪市内にはたくさんの桜スポットがありますが、なかでも有名なのが大阪市北区にある造幣局の桜の通り抜け。毎年桜の時期になると普段は立ち入り禁止の区域も1週間だけ開放され、桜を楽しむことができます。
今回はお天気の良い日曜日に造幣局桜の通り抜けへ行ってきました。
JR東西線の大坂城北詰駅を下車し3号出口から出たら、あとは流れに沿って歩いていきます。日曜は朝9時から入れるということで、朝いちばんに行きましたが、それでもたくさんの人でした。
ソメイヨシノはややピークが過ぎていますが、まだまだ大川沿いはピンク色です。桜ノ宮という地名通りの咲き乱れぶりです。
そして大川沿いは朝9時から屋台も準備バッチリです・・・。
お祭り気分も盛り上がって、とても楽しいですね!では、桜の通り抜けスタートです!!
造幣局桜の通り抜けは、明治16年から開催されているらしく、構内旧淀川沿いの全長560mの通路を南門から入って北門へ抜ける、「後戻り不可」な、道行。
いろいろな種類の桜があり、それぞれの幹に名前の札がかけられています。
ほとんどの種類が遅咲きの八重桜なので、通り抜けは4月半ばの開催になるようです。私は長身ということもありますが、桜の花がこんなに近くに見れるというのはとても珍しいと思います。
八重桜も華やかですが、私はこの「思川」という花が好きです。エドヒガン系のシュッとした感じの佇まいです。
また、背後での会話を聞いた感じでは、この時間帯はまだすいているそうで・・・。この状態で「すいている」なら、ピーク時の混雑ぶりはちょっと怖いかも。ちなみに、通路の真ん中で立ち止まるのはマナー違反ですが、桜の木のそばで立ち止まって写真を撮るのはオッケー。
出口まで300mのところでめがね橋(のレプリカ?)がありました。
こちらは造幣局の博物館。レンガ造りの建物がまた桜とマッチしています。
「幸福」という名前の桜ですって・・・。素敵。
さてそんなふうに流れに沿って、上ばかり見ながら数百メートル歩いた最後には「今年の桜」があります。毎年いずれかの品種を「今年の桜」とするそうですが、今年は、
鬱金(うこん)でした!!
きれいな鬱金色です。この赤みのかかった黄色を鬱金色というのですが、まさにその名の通りの華やかさです。
鬱金とは金が栄えるという意味もあって、非常に縁起もいいんだとか。今年はたくさんたくさん栄えたいです。よろしくお願いします!!
桜の見ごろというのは予定を立てられないものなうえに、造幣局の通り抜けはたった1週間の開催とあって出かけるのはちょっと難すが、ソメイヨシノの群生とはまた違う、普段見慣れない八重桜のトンネルもゴージャスですよ!!
旅データ
- アクセス:JR東西線「大阪城北詰駅(3号出口)」から徒歩約15分
- URL:https://www.mint.go.jp/enjoy/toorinuke/sakura_osaka