海遊館のすぐ横にあるマーケットプレース内に「なにわ食いしんぼ横丁」という一区画があります。
このなにわ食いしんぼ横丁は、大阪のおいしいもんがあちこち回らずして食べることができる、なかなかのお手軽さなのです。
まず入口に「国鉄なにわ駅」。
昭和40年前後をイメージして作られたこの横丁。
よく見ると運賃表がかけられていましたが本当かしら??当時ここから大阪までの運賃は20円!?今現在は一番安いルートでも280円。およそ半世紀で14倍・・・。そう突っ込みながら昭和40年代の世界へしばしタイムトリップです。
なにわ食いしんぼ横丁は、大阪万博目前の大阪が元気に光り輝いていた昭和40年頃をイメージした街並みが再現されています。そしてこの懐かしさの中に大阪の食文化を代表する人気店や、なにわグルメがギュッと詰められています。
心斎橋筋で有名な大正11年創業の老舗洋食屋「北極星」のオムライス。
府内に何店舗も展開する人気の串カツ屋「活」。
小説にも登場したことのあるドライカレーに卵をポトンと落とした「自由軒」のカレー。
どれを食べようか迷ってしまいます。その合間合間に当時の雰囲気を伝えてくれる小さな演出があちこちに仕掛けられていて、なんだか楽しませようという大阪人のサービス精神を感じます。
大阪らしい食べ物は本当にたくさんあると思います。
- お好み焼き・たこ焼きといった粉もん
- 「二度づけごめん」で有名な串カツ
- みそでしっかりと煮込まれた牛すじの土手焼き
- そして鶴橋を代表する韓国料理
- 油かすと呼ばれる牛のホルモンがのったかすうどん
もし短い大阪旅行ならこういったところへ訪れて少しずつあれこれ制覇することも可能ですよね。この日もアジア系やヨーロッパ系の外国人の方々で賑わっていました。
大阪にはうまんもんがいっぱいあるんやで~!!みなさんのお口に合うものが見つかるといいなぁ・・・なんて思いながらこの日はイカ焼きを食べて帰ったのでした。
旅データ
- アクセス:大阪市営地下鉄「大阪港駅(1番出口)」から徒歩約5分
- URL:https://www.kaiyukan.com/thv/marketplace/kuishinbo/