「魔法の美術館」をご存知ですか?
見て、ふれて、遊べる映像を駆使した体感型ミュージアムです。全国各地を巡回していて、2017年夏は大阪でも開催されると聞き行ってきました。
場所は大阪市営地下鉄大阪港駅から徒歩5分の「大阪文化館・天保山」。
下より上が大きい、アンバランスさが目を引くおもしろい形の建物です。この日は会期終了近いとあって大勢の人が見に来ていました。
いざ入場です。
最初の作品からグッとこの展覧会の魅力に引き込まれます。何がステキって自らアートの中に参加できるところでしょうか。現代アートの自由さを体で堪能することができるのが嬉しいですね。
こちらは自分の影がアーティスティックに映る作品「色のある夢」。
自分のシルエットがカラフルに映る様子に思わず見入ってしまいます。
こちらは人の動きに合わせて道が表れる「七色小道」。
子どもたちが夢中になっていましたが、大人の私もなんだか魔法が使えた気分で盛り上がりました。
また「portrait」という作品では自分の顔が額縁に入ったこんな自画像に。
しかもこの自画像、動きます。よく見ると確かに私の顔・・・。でもこんなタッチでしかも勝手に動いているとなるとなんとも不思議な感覚でした。
「トランスフォルム」という作品も大人気でした。何気なく置いてある普通のパイプイスに座り写真撮影してもらったら・・・。自分が架空世界の住人に!勝手に動いてほかの住人とやり取りを始めます。
お伝えしたのは一部ですが、ほかにもたくさんの作品がありました。どれもワクワクが溢れている世界ばかり。とにかく楽しい時間で盛りだくさんな内容でしたがあっという間に感じました。
型にはまった美しい美術鑑賞のひと時もステキですが、こういった自由な発想で感覚を刺激してくれるようなアート鑑賞もまた楽しいもの。
似たような展覧会は全国各地を巡回していますので機会があればぜひ足を運んでみてください。